私は、フィギュアを集める趣味はないが、食玩が流行った頃、スーパーマーケットの菓子売り場でキングギドラの食玩を見つけ、買ったことがあった。ふと机の上に飾っておきたくなったのだが、帰宅して開封してみると、その精巧な出来には恐れ入ってしまった。映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』の公開に合わせて販売された『ハイパーゴジラ2002』(バンダイ)という食玩で、結局5種類を集めた。続いて、ちょうど『横山光輝の世界』(フルタ)が出始め、そちらも全8種類+αを集めてしまった。
 結局コンプリートした食玩はこの2種だけだったが、02年から04年頃にかけて、次々と興味ある食玩が発売され、何となく少しずつ買っていた。大きいものから小さいものまで合わせると、いつの間にか400種類ぐらいになっている。さすがにもう買うつもりはないが、それでもペットボトル飲料を買うときに、フィギュアがついているものとついていないものがあると、ついついているものを買ってしまう。置く場所にも困っており、気に入ったもの以外はまとめてしまっておこうと思うが、その前に、まんがや映画関係のキャラクターのフィギュアだけ写真を撮っておくことにした。
 
 
(左から)1枚目=『ハイパーゴジラ2002』の5種類。何といってもキングギドラの造形がいい。茶色のゴジラが初代ゴジラ、黒いゴジラは2001年バージョン。
2枚目=その他の怪獣ものあれこれ。何といっても、手前の『ゴジラ全集』(バンダイ)の3体が各映画のシーンを再現しており、迫力がある。本当は7種類あった。他は2体ずつソフビ人形が入っている『DXウルトラ対決セット』シリーズをいくつか買ったが、中央のバルタン星人がほしかった(笑)。小さいのは『タイムスリップグリコ』のウルトラ・シリーズや『ウルトラ怪獣名鑑』より。左端のガメラはトミーの『大映特撮シリーズ』。マルサンのソフビ・ガメラの復刻デザインとなっている。右端の大魔神は『大映特撮シリーズ2』より。
3枚目=鉄人28号関係。小さいものはグリコの『タイムスリップグリコ・鉄人28号編』など。鉄人は最もフィギュアが似合うキャラクターである。
4枚目=その他の横山光輝作品より。ジャイアント・ロボがいいが、影丸、赤影、土鬼などの時代劇ヒーローも嬉しい。
 
 
(左から)1枚目=手塚作品のフィギュア。ムービックから『手塚治虫ミニヴィネットアンソロジー』が第3弾まで各5種類ずつ出ていた。『バンパイヤ』がいい。他にも『火の鳥』や『ガロン』なども欲しいと思っていたが、深みにはまりたくないので買わなかった。アトムはタカラの『鉄腕アトム・アニメバージョン(TV版)』より。このプルートゥとの空中戦や青騎士の造形は見事である。
2枚目=水木しげるの妖怪関係フィギュア。カバヤの『ゲゲゲのしげる妖怪絵巻』『ゲゲゲの鬼太郎妖怪危機一髪』『妖怪辞典』より。買わなかったが、他にも『妖怪屋敷』などがあった。『妖怪危機一髪』の出来がすばらしく、8種類なので8箱買ったが、5種類しか揃わなかった。
3枚目=石ノ森章太郎関係。『サイボーグ009』は、バンダイの『サイボーグ009ワールド』と、ハウディの『サイボーグ009ヴィネット』より。結局、005と007が足りない。他は『石ノ森コレクション』(バンダイ)。左右後方の少し大きい『仮面ライダー』は、『仮面ライダーメモリアル・誕生第1号ライダー編』『DX仮面ライダー龍騎』より。このTV版の初代ライダーのフィギュアが一番いい感じ。バイクに乗っているのは『ザ・ライダーマシンEX』(すべてバンダイ)より。
 
 
(左から)1枚目=TV版のフィギュアというと、コナミの『超人ヒーロー伝説』がよかった。いかにも着ぐるみっぽいマグマ大使とゴア。ライオン丸とタイガー・ジョーがいい。このシリーズには他にスペクトルマンがあり、何とか出そうと思ったのだが、ザボーガーばかり出てきてスペクトルマンは諦めた。左右両端はバンダイの『セーラームーン・コレクション』。右がセーラームーンで左がセーラージュピター。といってもまんがもTVも見ていないので知らないのだが。
2枚目=『コブラ』。最初に出た『コブラ〜コブラガールズ』は背景付きのもの。『コブラ2〜運命の出会い』のほうが、造形に凝っている。それぞれ2個ずつ買っただけだが、もしレディが出なければもっと買っていたと思う。
3枚目=ペットボトル飲料についていたフィギュアのあれこれ。期間限定商品が多く、全部集めようとしたら大変だと思う。まんがやアニメのキャラクターでないものを含めると、とんでもない数になる(笑)。ちなみに作品は、『銀河鉄道999』『サザエさん』『ルパン三世』『ハクション大魔王』『ONE PIECE』『ドラえもん』『ポケット・モンスター』『アルプスの少女ハイジ』『仮面ライダー』『ドラゴンボール』『キン肉マン』や機関車トーマスやディズニー・キャラなど。
 
 

(左から)1枚目=私はフィギュアをきちんとケースに入れて飾っているわけではなく、書棚の手前のスペースに放置しているだけなので、一番困るのが背景付きのフィギュアである。背景が邪魔になることこの上ない。手前左の二つはフルタの『藤子不二雄Aの世界』より。この中では、これが一番造形がいい。ハットリくんも怪物くんも3種類を組み合わせる形になっているが、幸いにどちらも主役が出たので残りは買わなかった。手前右は、エポック社の『ドラえもん第2弾』と『パーマン・ザ・コレクション』より。『ドラえもん』はドラえもんが出ず、『パーマン』もパー子だった。その後ろはフルタの『赤塚不二夫の世界』より。一番後ろは、バンダイの『犬夜叉コレクション』。本当は犬夜叉がもう一体あり、全5種である。
2枚目=これはどれも出来がいいフィギュア。左側の『楳図かずおの世界』(フルタ)が最後に買った食玩。全9種+シークレットということなので10箱買ったが、6種類しか揃わなかった。怪虫が3体あり、がっかりした(笑)。右側はカバヤの『未来少年コナン』。1〜8話の名シーンをフィギュア化している。中央はムービックの『カムイ外伝』。変移抜刀霞斬りのシーン。最初に一番欲しかったものが出たので、これしか買わなかった。
3枚目=ロボットもの。手前は、バンダイの『ロボットヒーロー列伝』。全5種だが、肝心の『マジンガーZ』が出なかった。後方左は『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する轟雷神と旋風神。これはプラモデルのように自分で組み立てるのが面倒臭かった。たとえば旋風神は、ハリケンホーク、ハリケンドルフィン、ハリケンレオンという三台に分かれ、合体して旋風神になるという工夫がある。元のTVドラマを見ていないので、私にはさっぱり。その右は『13号発進せよ!』の13号。これは復刻本を買ったときのおまけ。左はバンダイの『歩行戦士ガンダム』。これはフィギュアというより完全に玩具で、ゼンマイ仕掛けで歩行する。けっこう歩かせて楽しんだ(笑)。
 

 

 

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