ごろねこ倶楽部/ペーパー・マガジン『ごろねこ』紹介2(16号〜30号)

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表紙 体裁・目次 内容
30号
2007年8月5日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー4頁)


☆記事☆
・街角のまんが基地〜貸本屋の思い出〜
・思い出の貸本アンソロジー誌
・子供の頃、いくらまんがを好きだったとはいえ、あれだけの多くの量のまんがを読むことができたのは、貸本屋のおかげです。もし貸本屋がなかったら、今ほどのまんがファンになっていなかったかも知れません。店主の目を気にしながら立ち読みしたひととき、借りた本を抱えていそいそ急ぐ帰り道、お茶とお菓子を用意して、寝転んで読んだまんが本……あの頃の貸本屋の思い出を書いてみました。
・貸本といえば、さまざまなアンソロジー誌がありましたが、当時読んでいたものを中心にコメントしています。
29号
2007年6月30日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー3頁)


☆記事☆
・珠玉の短編まんが・第1回・ノアをさがして
・城宗房『獄門帳』に見えるもの
・つっこみコラム(3)風はどこへ
・懐かしのTVアニメ(8)宇宙パトロール・ホッパ
・シネマのおまけ/祇園精舎の鐘の声
・今回は小ネタ祭です。要するに今までの没ネタ救済企画(笑)。
・珠玉の短編まんがは、以前にサイト上に「珠玉の短編まんが50年」として作っていた『ごろねこ』のための準備ページが元になっています。サイトのほうはとっくに削除しましたが、諸事情からなかなか進みませんでした。それでまとめて掲載するのではなく、連載コラムとして順次発表していくことにしました。
・つっこみコラムは、つっこむだけのコラムなので、引用が多くて、没になっていたものです。
・「城宗房『獄門帳』に見えるもの」はOKブックス「漫録」60号に掲載していただいたコラムの再録です。
28号
2007年3月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・2006年度・マイ洋画ベストテン
・2006年洋画採点表
・アメコミ浅読み(2)アストロ・ボーイ

・2006年度の洋画では、何といってもポール・ハギスの存在が大きかったと思います。アカデミー賞を獲った監督作『クラッシュ』を始め、脚本に参加した『硫黄島』二部作、『007/カジノ・ロワイヤル』など、今後がますます楽しみな作家です。また、意外とこれといったエンターテインメントがなかった年でもありました。それなりに楽しめる作品は多いのですが、やはりそのへんは好みが優先してしまいます。
・06年に日本で公開された洋画のうち、92作の採点表を載せてみました。
・アメコミ浅読みの第2回は、本当の浅読みです。『アストロ・ボーイ』とはもちろん『鉄腕アトム』のことです。
27号
2006年12月27日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
○特集・2006年古本まんが探索記
・西武池袋店・春の古本まつり
・第15回サンシャインシティ大古本まつり
・彩の国古本まつり(3月)
・購入古本まんがベストテン(並びに相場事情)
(太っ腹ベストテン・お得なベストテン・揃ったベストテン・見つけたベストテン)
・06年は例年にもまして無気力に過ごした年でした。あまり探求本などを探そうという意欲もなく、見つけても心弾まず、惰性で古書市や古書店をうろうろとしていたような気がします。
・そんな中から春に行った古書市のルポ3本と、私が06年に購入した古本まんがのベストテンを4つに分けて選んでみました。
・感覚が鈍くなっていたせいか、私にしてはけっこうな金額を使っています。そこで、今回は本の内容ではなく、古書相場についてコメントしてみました。まったく出歩かないので、ごく狭い範囲の相場ですが、参考にして下さい(笑)。
26号
2006年12月26日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・続・陽だまりの中に
(アメの話・マルの話・コトラの話)
・ごろねこ選・女性ヴォーカル曲集(日本編)
・本号はひどくプライベートな内容で、映画やまんがとはほとんど関係のない記事になってしまいました。
・昔、愛猫のチビが死んだときに追悼の文集『陽だまりの中に』を自費出版したことがありました。その他の猫のことも書き留めておこうと思いながら、なかなかできませんでした。サイトの「通信」にときどき書いていた文章を『ごろねこ』に再録したものです。
・私がよく聴いているガール・ポップスについて書いてみました。
25号
2006年11月30日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー4頁)


☆記事☆
・アメコミ浅読み・第1回
キャットウーマン
・日本のまんがが実写化されるように、アメリカのコミックスも毎年何本かは実写映画化されています。映画だけでも楽しめますが、原作を知らないとよくわからない部分もあります。というより、原作を知っていると、より楽しめるということでしょうか。アメコミのあまりにも複雑な世界に私もわからないことだらけですが、できるだけ探ってみようと思います。今回採り上げたのはキャットウーマンです。バットマンの敵役として登場したキャットウーマンは、その後、コミックスでも映画でもスピンオフして主役となりました。
24号
2006年9月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・まんが図鑑・第3回
なぜ主人公の顔が変わるのか〔後編〕
・前号に続いてまんがの主人公が変わる作品を眺めていきます。新たな連載を始める前に作家は念入りに主人公を考え、その「顔」を作り出すはずですが、いざ連載が始まると顔が変わっていきます。実際に何度も描くうちに絵がこなれて、ストーリーにしっくり当てはまるキャラクターが確立していくのです。また、連載中に大幅に設定の変化をすることもあれば、ちょっと修正することもあります。さらに作画者が異なる場合もありますし、他作家に継承されることもあります。そうした作品を、それぞれ例を挙げて見てみました。
23号
2006年8月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・まんが図鑑・第2回
なぜ主人公の顔が変わるのか〔前編〕
・まんが図鑑の2回目です。連載まんがには主人公の顔が変わっていくまんががあります。表現技術や物語内の理由ではなく、作家としては同じ人物を描きながら無意識に変化してしまったり、意識的に変化させたりするわけです。前編では、作家の画風の変遷から考えてみました。作家の画風は森羅万象の四相と同じく、四つの段階に変化します。成熟に向かう画風は変化するものです。また、時代の転換はおよそ十年周期で訪れます。第一線に立った作家でも十年で鮮度が失われます。時代を意識すれば画風は変わります。自己の成熟に向かい、かつ時代に敏感であろうとする作家の葛藤が、主人公の顔に刻まれているといえるでしょう。
22号
2006年7月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)

☆記事☆
・まんがの実写映画化
〈2000年〜05年を中心に〉
・まんがの実写映画化作品一覧・興行成績
・最近は、すでに公開された作品も含めて、まんがの実写化映画が多く製作予定になっています。ただ作られるだけでなく、全国公開のメジャー作品が目立ちます。今後、そうした映画を見る機会も増えると思いますが、とりあえず2000年から05年までに公開された「まんがの実写化映画」を振り返りつつ、過去の作品にも言及してみました。
・00年〜05年の作品一覧、及び興行成績のよかった作品のデータを載せています。
21号
2006年6月1日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・マイ洋画ベスト・テン/2005年
・忘れたまんが

・2005年度の洋画は、ずいぶんとカブっている映画が多くありました。ボクシングという題材で『ミリオンダラー・ベイビー』と『シンデレラマン』、尊厳死の問題として同じく『ミリオン…』と『海を飛ぶ夢』、実在した人を描く作品は『シンデレラ…』以外にも『アビエイター』『ヒトラー〜最期の12日間〜』『ネバーランド』『RAY/レイ』『ビヨンドtheシー〜夢見るように歌えば〜』などなど。『スター・ウォーズ』シリーズが完結し、『バットマン』は復活しました。さて、私のベスト・テンは?
・昔、読んでいた連載まんがなのに、まったく内容を思い出せないまんがというのがあります。そういった作品を3作紹介します。って、忘れたので紹介できない(笑)。

20号
2005年12月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・金太マムシに噛まれる!
・ごろねこ選・映画音楽集
・TBSラジオの「日曜日の秘密基地」という番組に、長年気になっていた疑問を解決するコーナーがあり、「金星金太」はマムシに噛まれたあとどうなったのか?という疑問が寄せられました。「平川やすしファンクラブ」を見て番組のスタッフから問い合わせがあり、現物の付録本をお貸ししましたが、その一件の報告です。
・ささやかながら20号記念として、私の好きな映画音楽を集めてみました。「哀愁」がキーワードになっています。
19号
2005年12月19日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
○特集・2005年まんが古書探索記
・第14回サンシャインシティ大古本まつり
・彩の国古本まつり・3月
・幻藏諸国漫遊記・東京オフ会編
・彩の国古本まつり・11月
・05年購入古本まんがベスト10
・今年も古書市に何回か行って来ました。毎回サイトの「ごろねこ通信」でレポートしていますが、全部は多すぎて載せられないので、3編を選びました。さらにサイト・メイトの幻藏さんが大阪・名古屋・東京の古書店を巡り歩いたとき、東京でお会いしましたが、その報告も載せています。文章はサイトに載せたものを少々改変しています。サイト上では書けなかったこともありますので(笑)。
・私が2005年に購入した古本まんがの中からベスト10を選んでみました。いろいろな選び方ができますが、一番オーソドックスなベスト10を載せておきました。
18号
2005年10月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー3頁)


☆記事☆
・まんが図鑑(1)/登場人物としての自画像
・懐かしのTVアニメ(7)/宇宙少年ソラン
・たまには読む記事ではなく眺める記事を、ということで「まんが図鑑」の第1回です。まんが家が自画像を描くのはよく見ますが、作品の登場人物として自分を使うことがあります。物語世界のナビゲイター、自伝的作品、エッセイや紀行まんがなどに登場します。中には物語世界のキャラとして活躍する場合もあります。そういった「自画像」たちを集めてみました。
・「懐かしのTVアニメ」も7回目。「宇宙少年ソラン」です。この作品を語る上で忘れてはならないのが「W3事件」です。さらに、まんが版のマゾヒスティックな特性を検討してみました。
17号
2005年8月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・試写室の秘密(5)/配給会社A
・つっこみコラム・第2回
・「試写室の秘密」は前回に続いての配給会社。今回はアメリカに本社のある大手配給会社、つまりメジャー系五社ついて記しています。あまり配給会社に関心がない人のために(というか、私自身の興味で)各社別の配給(興行)収入の変遷表を付けておきました。1981年から2004年までの、各社のヒット作も一目でわかります。
・「つっこみコラム」は一回だけで終わったかと思いましたが、二回目です。別のまんがなのに、「同じ絵を描いているじゃん!」といったツッコミを少々してみました。
16号
2005年6月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・まんが雑誌の創刊号(と私)
・試写室の秘密(4)/配給会社@
・以前サイトに作っていたページ「まんが雑誌の創刊号」を、私の思い出を記しながら書き直してみました。私の小学生時代は月刊誌から週刊誌への移行時代に当たります。
『ガロ』『COM』『ごん』『夜行』『ばく』あたりをとくに採り上げています。
・久々の「試写室の秘密」です。途中となっている「業界の人々」の章はまたいつか続きを書くとして、「配給会社」の章を始めました。今回は邦画大手三社です。『ごろねこ』にはあまり邦画について書く機会がないので、邦画紹介も付けてみましたが、比較的マイナーと思われる作品を選んでいます。

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