ごろねこ倶楽部
2006年映画採点表 |
私は基本的にどんな映画も好きですが、 ここではあえて採点してみました。 私が2006年に映画館で見た映画に限っています。 完成度/★=下 ★★=並 ★★★=上 好悪度/☆=普通以下 ☆☆=好き ☆☆☆=大好き |
タイトル | 完成度 | 好悪度 | コメント | |
1月 | 輪廻 | ★ | ☆ | わけがわからないにも程がある |
スタンドアップ | ★★★ | ☆☆☆ | 巧みな構成で、人間ドラマに奥行きを与えている | |
博士の愛した数式 | ★★★ | ☆☆☆ | 淡々とした触れ合いの中に温かみを感じる小品 | |
レジェンド・オブ・ゾロ | ★★ | ☆☆ | キャサリン・ゼタ=ジョーンズの存在感が増大 | |
フライトプラン | ★★ | ☆☆☆ | ジョディー・フォスターの自己チュー演技が最高 | |
2月 | オリバー・ツイスト | ★★ | ☆ | 主人公は純粋というより愚鈍なだけの気がする |
ミュンヘン | ★★★ | ☆☆ | 登場人物の心情ほどには心を揺すぶられない | |
ジャーヘッド | ★★ | ☆☆ | サム・メンデス監督だけに期待が大きかった | |
PROMISE | ★ | ☆ | 俳優の演技はいいが、世界観のないファンタジー | |
クラッシュ | ★★★ | ☆☆☆ | 衝突し合う人間、そして人生の運不運が胸に迫る | |
3月 | ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 | ★★★ | ☆☆☆ | ケレン味のない演出が素直に快い |
ナルニア国物語:第1章・ライオンと魔女 | ★★ | ☆☆ | わかりやすいファンタジーでいいんじゃないかな | |
シリアナ | ★★ | ☆☆ | シンプルだけど複雑な世界に暗澹たる思い | |
エミリー・ローズ | ★★ | ☆☆☆ | ホラーも法廷物も物足りないが、真摯な雰囲気 | |
イーオン・フラックス | ★ | ☆ | シャーリーズ・セロンを見ているぶんには楽しい | |
4月 | サウンド・オブ・サンダー | ★★ | ☆☆ | 思いがけなく懐かしいアドヴェンチャーの味わい |
ブロークバック・マウンテン | ★★★ | ☆☆ | あの日々があったから生きていける切なさ | |
ニュー・ワールド | ★★ | ☆☆☆ | ポカホンタスの最後の選択にホッとする思い | |
5月 | Vフォー・ヴェンデッタ | ★★ | ☆☆ | 映像的な驚きがないのが、意外でもあり惜しい |
リバティーン | ★★ | ☆☆ | 映像も心情も、深い闇に覆われている | |
小さき勇者たち〜ガメラ〜 | ★★ | ☆ | やはりこれはガメラの外伝にしておいてほしい | |
アンジェラ | ★ | ☆ | これってドラえもん? | |
ナイロビの蜂 | ★★ | ☆☆ | 蜂のひと刺しが足りない | |
6月 | 夢駆ける馬ドリーマー | ★★ | ☆☆☆ | たまにはこういう真っ直ぐな映画もいい |
ダ・ヴィンチ・コード | ★★ | ☆ | キャストはいいが、魅力に乏しい展開は冗長 | |
トランスポーター2 | ★ | ☆☆ | あまりに粗い作りながら、楽しく見ていられる | |
ポセイドン | ★★ | ☆☆ | 迫力は楽しめるが、人間ドラマがない | |
インサイド・マン | ★★ | ☆☆ | 人間ドラマは楽しめるが、サスペンスが弱い | |
デスノート(前編) | ★★ | ☆☆☆ | 原作の設定を活かして改変した脚本がよかった | |
ウルトラヴァイオレット | ★ | ☆☆ | 見飽きた感もあるが、見ていられるから不思議 | |
7月 | サイレントヒル | ★★ | ☆☆ | 悪夢世界に目新しさがあるが、謎が残る |
ローズ・イン・タイドランド | ★★ | ☆☆☆ | 芯には普遍的な子供の感性が描かれている | |
M:i:V | ★★ | ☆☆☆ | 裏切り者ばかりいるIMFって組織としてどうなの? | |
8月 | パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト | ★★ | ☆☆ | 海賊映画の本道から外れたところが魅力 |
ユナイテッド93 | ★★★ | ☆☆ | この演出は基本にして最善だったと思う | |
スーパーマン・リターンズ | ★★ | ☆☆ | 正義の味方を描くのが難しい時代になったと痛感 | |
9月 | マイアミ・バイス | ★★ | ☆☆☆ | 捜査も悲恋も描きすぎていないのがいい |
X−MEN ファイナルディシジョン | ★★ | ☆☆☆ | もうちょっと深みがほしかったが、うまくまとめた | |
マッチポイント | ★★★ | ☆☆☆ | ままならぬ人生も運命のいたずらもよく描けている | |
ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT | ★ | ☆☆ | カーアクションは好きだが、トンデモ要素が… | |
イルマーレ | ★★ | ☆☆ | オリジナル版を添削指導した答案のような映画 | |
もしも昨日が選べたら | ★★ | ☆☆ | ベタ・夢オチの危うさをギリギリ超えている | |
10月 | スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ | ★ | ☆☆ | 結局、石川梨華を見に行っただけの作品だから |
レディ・イン・ザ・ウォーター | ★ | ☆ | 「狼が来た」と嘘をつきすぎたあげくに、こんな話 | |
ワールド・トレード・センター | ★★★ | ☆☆ | ドラマを救出劇だけに絞り込んだのは正解だと思う | |
ブラック・ダリア | ★★ | ☆☆☆ | 雰囲気と映像には名作の香りが漂うのだが… | |
16ブロック | ★★ | ☆☆ | ありふれたパターンを職人技で楽しめる作品にした | |
カポーティ | ★★ | ☆☆ | 作家と犯人との共感と対立、その心の闇が不十分 | |
11月 | 父親たちの星条旗 | ★★ | ☆☆☆ | 人物と構成がわかりにくいのが難点 |
デスノート the last name | ★★ | ☆☆ | 原作もこういう終わり方であってほしかった | |
ナチョ・リブレ 覆面の神様 | ★★ | ☆ | 端々に面白いところがあるが、本筋がいまいち | |
トゥモロー・ワールド | ★★ | ☆☆ | 狭い視野で進む臨場感があるが、話に広がりがない | |
プラダを着た悪魔 | ★★ | ☆☆☆ | ストリープとハサウェイの組み合わせがよかった | |
12月 | 麦の穂をゆらす風 | ★★★ | ☆☆ | 特殊な話ではなく普遍性があることが、ただ悲しい |
007/カジノ・ロワイヤル | ★★★ | ☆☆☆ | ここまでボンドを変えてくれると、いっそすっきりする | |
武士の一分 | ★★ | ☆☆☆ | 芋がらの煮物に集約されるシンプルな愛情物語 | |
硫黄島からの手紙 | ★★★ | ☆☆☆ | 日本人として見ておくべき映画だと思う | |
エラゴン/遺志を継ぐ者 | ★★ | ☆ | これが初めて見るファンタジー映画ならよかった | |
犬神家の一族 | ★★ | ☆ | 見てはいられるけれど、それ以上でもない |