ごろねこ倶楽部
2010年映画採点表 |
私は基本的にどんな映画も好きですが、 ここではあえて採点してみました。 私が2010年に映画館で見た映画に限っています。 完成度/★=下 ★★=並 ★★★=上 好悪度/☆=普通以下 ☆☆=好き ☆☆☆=大好き |
タイトル | 完成度 | 好悪度 | コメント | |
1月 | アバター(3D版) | ★★★ | ☆☆☆ | 人間側の大佐がひとり強すぎ |
かいじゅうたちのいるところ | ★ | ☆ | 少年の内なる怪獣とファンタジー世界がつながらない | |
ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女 | ★★ | ☆☆☆ | ハッカーなら何でもわかるというわけでもないだろう | |
サロゲート | ★★ | ☆☆ | やはり髪の毛が欲しかったのか | |
2月 | Dr.パルナサスの鏡 | ★★ | ☆☆☆ | タイトルを『テリー・ギリアムの映画』としても同義になる |
パラノーマル・アクティビティ | ★ | ☆ | アイデアの映像化は完璧だが、怖さもドラマもない | |
ラブリーボーン | ★★ | ☆☆ | もどかしく思うが、殺人の悲惨さは感じない | |
バレンタインデー | ★ | ☆☆ | 芋蔓式の人間(恋愛)関係を楽しめる | |
インビクタス/負けざる者たち | ★★ | ☆☆ | あたかもスポーツドラマかのようにあっさりと仕上げた | |
3月 | 恋するベーカリー | ★★ | ☆ | 分別があるとは老いることだと思ってしまう |
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 | ★ | ☆ | あまりに嘘臭くてファンタジーにもならない | |
しあわせの隠れ場所 | ★★ | ☆☆☆ | モデルになった人物に、意外とみなよく似ている | |
ハート・ロッカー | ★★★ | ☆☆☆ | 実際は即座に発砲していたのだろうと思う | |
シャーロック・ホームズ | ★★ | ☆☆ | 推理とアクションは違和感なく融合できていた | |
4月 | アーマード/武装地帯 | ★★ | ☆☆ | 武装地帯という邦題は意味がわからない |
シェルター | ★ | ☆ | 斬新そうだったが、結局陳腐なホラーで終わっている | |
ダレン・シャン | ★ | ☆ | 見終わって思えば、見る前から飽きていたストーリー | |
スパイアニマルGフォース | ★ | ☆☆ | アイデアは嫌いではないが、ストーリー作りがひどい | |
NINE | ★★ | ☆☆ | 女優たちの競演だけでも見る価値がある | |
シャッターアイランド | ★★ | ☆☆ | あまりにきっちり作られていて解釈する面白さがない | |
ウルフマン | ★★ | ☆ | もっとゴシック・ホラーの趣がほしい | |
5月 | タイタンの戦い(3D版) | ★ | ☆☆ | この映画の3Dはひどい。画面が暗く、動きが見えない |
アリス・イン・ワンダーランド(3D版) | ★★ | ☆☆ | もっと奇妙かと思ったが、ストーリーは意外と平凡 | |
第9地区 | ★★ | ☆☆ | なぜ男が異星人に変身するのか理由がわからない | |
グリーン・ゾーン | ★★ | ☆☆ | 実際にはこうしたヒーローがいなかったのが残念 | |
レギオン | ★ | ☆ | B級ホラーやSFなどの寄せ集め感は嫌いではない | |
6月 | プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 | ★★ | ☆☆☆ | 名作ファンタジーに劣らず楽しく、新しさもある |
座頭市 THE LAST | ★★ | ☆ | キャラを変えてまで座頭市とする理由がわからない | |
アイアンマン2 | ★★ | ☆☆ | 面白いけれど、今後への目配せがやたら多い | |
ザ・ウォーカー | ★★ | ☆ | もっと難解に深みを加えるか、30分切って軽くするか | |
告白 | ★★ | ☆ | 特異な駒だけを使ったゲームは、遠い絵空事 | |
7月 | アデル/ファラオと復活の秘薬 | ★ | ☆ | オシャレなところが微塵もないフレンチ・コメディ |
レポゼッション・メン | ★★ | ☆☆ | よく練られた展開だが、臓器回収という設定に無理が | |
必死剣鳥刺し | ★★★ | ☆☆☆ | 描かれていない部分も楽しめる寡黙な時代劇 | |
プレデターズ | ★ | ☆☆ | 何を変えてもいいが新たなプレデターは勘弁してほしい | |
エアベンダー | ★ | ☆ | 原作アニメのダイジェスト版かと思わせる話の展開 | |
インセプション | ★★★ | ☆☆☆ | ありそうでなかった重層的夢世界のルールが面白い | |
8月 | ゾンビランド | ★★ | ☆☆ | まさかのハートウォーミングな青春ロードムービー |
ソルト | ★★ | ☆☆ | ロシアのスパイ多すぎ、アンジー強すぎ | |
魔法使いの弟子 | ★ | ☆ | 3人の魔法使いの濃さに比べて主人公に魅力がない | |
ベスト・キッド | ★★ | ☆☆ | 出来のよいリメイクなのに、長すぎて途中が退屈 | |
キャッツ&ドッグス/地球最大の肉球大戦争(3D版) | ★ | ☆☆ | 犬と猫のアクションさえ見られれば話はどうでもいい | |
9月 | 特攻野郎Aチーム THE MOVIE | ★ | ☆☆ | 大口を叩くわりに、かなり敵にやられ手こずっている |
借りぐらしのアリエッティ | ★★ | ☆☆ | 滅びゆく弱き者への挽歌 | |
バイオハザードWアフターライフ(3D版) | ★ | ☆☆ | 3D向きの絵作りがいい。アンブレラ社って何なんだ | |
10月 | 悪人 | ★★ | ☆☆ | 善悪で割り切れない人間を描くにはわかりやすすぎる |
十三人の刺客 | ★★ | ☆ | 作戦のない戦闘シーンが長すぎて飽きた | |
ナイト&デイ | ★ | ☆☆ | 酷い展開だが、ラブコメ・アクションの楽しさはある | |
エクスペンダブルズ | ★★ | ☆☆ | 懐かしいオールスター勢揃いお祭り映画の趣 | |
11月 | 遠距離恋愛〜彼女の決断〜 | ★ | ☆☆ | 女は仕事を選び、男は恋を選ぶ、ということでいいのか |
マチェーテ | ★★ | ☆☆ | 善でも悪でもまったく変わらないS・セガール | |
ゲゲゲの女房 | ★★ | ☆☆ | 水木しげるはこんなに寡黙ではないと思う | |
デイブレイカー | ★ | ☆ | ヴァンパイア中心の世界はアイデア倒れ | |
12月 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 | ★★ | ☆☆ | 思えば遠くへ来たもんだ |
キス&キル | ★ | ☆ | コメディにしては笑えず、スリラーにしては苦笑する | |
SPACE BATTLESHIP ヤマト | ★ | ☆☆ | 一刻の猶予もないときにいつものんびりしている | |
ノルウェイの森 | ★ | ☆ | 映像は文学の残骸を晒し、叙情だけが漂う | |
ロビン・フッド | ★★ | ☆☆ | ロビン・フッドになる前日談にしては老けている | |
バーレスク | ★★ | ☆☆☆ | 浅いドラマがかえって歌とダンスを魅せる | |
トロン:レガシー(3D版) | ★ | ☆ | ストーリーも技術も、続編を作る意味がわからない |