ごろねこ倶楽部

ごろねこ通信は月初めに、前月分を上書き更新します。
★更新情報★
コメントは随時追加予定です。次回更新は5月中を予定。
「2018映画採点表」を追加。「新刊まんが情報」に追加。
『ごろねこ』65号は7月頃に刊行する予定です。

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2018.03.31 
 映画 映画 映画  新刊まんが(復刻版)  まんが雑誌(復刻版) 

【近況】 
昨年末からの「ツイてない感」は異常。

1月の24日に右手首を骨折したことは前回書いたが、当初の予定通り4週間でギプスシーネ(添え木)を取ることができた。というより、骨がつながったので外したのだが、以来、1カ月以上経つのに、まだ右手はまともには使えない。初期治療のミスではないかとも疑いたいが、結局、こうした怪我は自然治癒に任せるしかないのかも知れない。右手の親指と小指から手首、肘から肩にかけて、ずっと痛い状態が続いている。右手で重いものは持てないし、力を入れることもできない。整形外科に行っても医者と話をするだけで意味がないので、自分で自己流のリハビリをしており、少しずつは使えるようになってはいるが、この状態では傷みがなくなっても、右手は元には戻らないだろう。まあ、心にしても体にしても、傷を受ければ、治ることはあっても、絶対に傷を受ける前の状態には戻らないのだ。無常の世で老いるというのは、受けた傷を繕いながらボロボロになっていくことなんだろうなと思う。本当は早めに接骨院にでも行くべきかとも思うが、通うだけの時間的余裕がない。とりあえず、自己流リハビリをしながら自然治癒に任せようと思っている。

とはいえ、用事も仕事も忙しいうえに、右手が満足に使えないので、何をするにも余計に時間がかかり、まったく時間が足りない。それでいながら、用事の合間に仕事をしようと思うと、急に睡魔が襲ってくる。「春眠暁を覚えず」の季節柄、気を抜くと眠くて仕方がない。このままでは自分が気づかないうちに永眠してしまうんじゃないかというぐらい、忙しさと眠さで意識が朦朧としている。

というわけで、古本屋にも映画館にも行けない状況が続いている。古本屋は本当にまったく行けないが、映画だけは何とかと思いつつ、なかなか上映時間とスケジュールが合わず、やきもきしている。昨年秋頃から見たい映画を何本も見送ってきた。見たい優先順位もあるのだが、それよりも何よりもスケジュールが合うものを見に行くしかない。それでも週に1本見るのも危うい状態である。

さて、東京ではとっくに桜も満開になっているが、私の仕事場の窓からは満開の梅が楽しめた。写真は3月25日の撮影だが、その時点でもまだ満開だった。さすがに31日現在では、かなり青々としてしまっているが、まだ時々鶯は鳴いている。そうした風流事に心を慰めるしかない。気がつけば、もう4月。

あかでゆく春の別れにいにしへの人やう月といひはじめけむ  藤原実清

「う月(卯月)」には「憂月」が掛けられている。私の場合、春と別れるからというわけではないが、憂月になるのは間違いなさそうで気が重い。
 
 【映画】
「映画採点表」を見て下さい。
 【新刊まんが】

 
【写真・左】
前にどこかに書いたが、私が初めてリアルタイムで読んだ手塚作品は、『鉄腕アトム』か『ふしぎな少年』である。『ふしぎな少年』は「少年クラブ」を買ったので、よく覚えているが、この完全版で確認すると、1962年の1月号で、「鬼が島」の第1回となる。ただ記憶とは違って、本誌のカラーページに鬼の顔が出てくる(お握りと鬼切りのギャグのシーン)と思っていたが、それは別冊付録だった。ちょっと今確認できないが、となると、先に見たのは『鉄腕アトム』かも知れない。初めて買った「少年」は「三人の魔術師」の巻が終わる号で、これも「少年」62年の1月号だったと思う。となると、62年の1月号は「少年クラブ」と「少年」を買ったことになり、にわかには信じがたいが、記憶通りなら、そういうことになる。これ以前には「少年画報」をよく買っていたが、これが「少年」に切り替えるきっかけの号だったかも知れない。多分、「少年クラブ」と「少年」を買ってみて、「少年」を選ぶことになったのではなかったか。それはともかく、自分で買いはしなかったが、当時親戚の従兄かだれかが「少年」を購入していて、初めて読んだアトムが「人工太陽球」の巻だったのを覚えている。これより2年ほど前のことなので、やはり私にとっては、初めて読んだ手塚作品は『鉄腕アトム』ということになる。

【写真・左から2枚目】
「ビッグコミック」の50周年記念号に、創刊号の復刻版をセットにしたヴァージョン。「少年ジャンプ」のときもそうだったが、こういう復刻は嬉しい。「ビッグコミック」の創刊号は、当時読んで、すごい豪華な執筆メンバーだと驚いた記憶があるが、まだ中学生だったので、購入はしなかった。何となく当時創刊され始めていた青年誌は、「プレイボーイ」や「平凡パンチ」と同じく高校生以上になって購入するといった雰囲気があった。で、私は高校生になったとき石森章太郎の表紙に惹かれて「プレイコミック」を買うようになってしまったのだ。月刊誌だったときの「ビッグコミック」は後に何冊か古本で買ったが、新刊購入し始めたのは、あすなひろしの作品が掲載されるようになったときだと思う。最初は『武蔵野心中』だったと思うが、それから『心中ゲーム』シリーズが終わる頃までは、毎号買っていた。というか、当時、切り抜きで手塚治虫の『奇子』の自家製本を作ったから、少なくとも『奇子』の連載期間は全号買っていたわけだ。
「spectator」という雑誌はまったく知らなかったが、「つげ義春特集号」だったので手が出てしまった。これがけっこう濃い内容の特集で、座を整えたものではないにしろつげ義春本人へのインタビューも載っているのが意外だった。寡聞にして知らなかったのだが、2006年頃に『ねじ式』の元ネタになった写真がSNSで話題になったということに関連しての対談が、一番興味深かった。現在では他人の写真を作画の資料にするのは、許可なしでは難しいので、そういう意味でも時代を感じる。ともかく、これはつげファンには久々に嬉しい本。買って損はないと思う。
「貸本マンガ史研究」は2年以上のブランクがあっての刊行だが、書店で新刊を見つけるとびっくりする雑誌というのも貴重だ。まんが研究もいいのだが、貸本まんがの実作者が徐々にいなくなっているので、作家の体験や思い出話をできるだけ多く掲載して思うが、どうなんだろう。「貸本マンガと戦後の風景」も購入する予定。
「伊藤潤二研究」は店頭で見て、単行本未収録作品が4編載っているので、つい買ってしまった。昔から伊藤作品の笑ってしまうほどの恐怖描写が好きだったが、『人間失格』などの新境地も楽しんでいる。このムックも見どころが多いが、諸星大二郎との対談が一番興味深かった。
【写真・中央】

(以下コメント予定)

【写真・下】
7、8年前までは、デパートなどで開催される古書市に年間15回ぐらいは行っていた。しかも初日の開場と同時に入ると決めていた。だいたい開場から1時間が勝負で、誰もが狙う掘出物はなくなってしまうのだ。ところが、渋谷、新宿、池袋などで行われていた古書市が、次々となくなり、今では年間8回ぐらいしか行かなくなっていた。しかも、今年からは事情があって、初日の開場時間に行くのはまず無理になってしまったのだ。今回も2つの古書市に行ったが、どちらも開催何日目かの午後に、かろうじて時間を作って行ったという有様で、どちらの古書市でも、何一つ掘出物は見つけられなかった。所沢の古書市では文学関係の本を3冊買っただけだった。池袋三省堂の古書市では、アメコミが大量に出ていたので、『CATWOMAN』の持っていないものを15冊買ってきた。今や、辞書を引きながらアメコミを読む気もしないのだが、まあ、絵を見るだけでもと思って買った次第。

 
 【映画DVD】

 
【写真・左】

(コメント予定)
 
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