ごろねこ倶楽部/ペーパー・マガジン『ごろねこ』紹介3(31号〜45号)

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表紙 体裁・目次 内容
45号
2009年10月31日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・「まんが入門書」入門
・ここでいう「入門書」とは、いわゆる「まんがの描き方」を指導する実用的なまんが入門書のこと。昔、私はそうした本を読んでまんがを描いたことがあります。まんがを描かなくなってからも、著者によっては、どのように描き方を解説しているのだろうかと興味を覚えて読んだ本もあります。私が出会った「まんが入門書」をおおよそ年代順に振り返ってみました。
44号
2009年6月11日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・ごろねこ選・外国映画ベストテン2008
・2008年外国映画採点表
・恒例の外国映画ベストテンの2008年度版です。1位から3位まではわりとすんなり決まりましたが、4位以下の順位はあまり考えずに並べることになってしまいました。最近は、シネコンの影響や邦画人気に押されてか、外国映画は少数館公開する作品が多くなりました。劇場で見られなかった作品は、仕方なく後にDVDで見ます。しかし、DVDで見た作品はよほどでないとベストテンに選べません。本当は少数館公開された映画のほうにこそ、ベストテンにふさわしい作品が多いように思うのですが。全国公開作と少数館公開作との上映劇場数の差がありすぎなので、順次公開を増やすなりして、もう少し何とかしてほしいと思います。
43号
2009年6月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・帰って来たごろねこ倶楽部出張所(1)
・【復刻大将『新宝島』】
・【なつ漫誌話『ストップ!にいちゃん』】
・【主人公の道具】
・「懐かしの漫劇倶楽部」の季刊会誌『劇眼漫歩』に、08年春から「ごろねこ倶楽部出張所」として、文章を書かせてもらっています。その中から3つの記事をこちらに再録しました。それぞれの号の特集テーマに即した内容です。「復刻大将『新宝島』」は大幅に加筆しました。「主人公の道具」は忍者まんがの手裏剣について書いています。
42号
2008年12月31日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・外国映画ワースト(2007年ワースト5)
・ごろねこ選・女性ヴォーカル曲集(日本編2)
・毎年、私の外国映画ベストテンを選んでいますが、この「ワースト」も恒例にしたいと思っています。ただ、ワーストといっても劇場で見た映画から選んでいますので、それほどひどいといった映画でもありません。DVDで見た映画にもっとつまらない映画がありました。
・ごろねこ選の女性ヴォーカル曲集もこれで第3弾です。今回は再び「日本編」にしましたが、前回とはひとりを除いてすべて異なる人の曲から選びました。
41号
2008年12月30日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・2008年古本まんが探索記
・第17回サンシャインシティ大古本まつり
・秋葉原まんだらけ
・第58回東西老舗大古書市
・東急東横店渋谷大古本市〜渋谷まんだらけ
・八王子佐藤書房
・彩の国古本まつり
・2008年は16回古書市に行って来ました。これは私の年間新記録となります。ただ、ほぼ全滅。というか、私の意欲が薄れているせいか、これといった本を探し出すことができませんでした。しかし、恒例の記事なので、いくつか選んでルポしてみました。大して買い物をしなかった古書市が多かったので、他に、07年の春にオープンしたまんだらけコンプレックス(秋葉原)や渋谷店、それに佐藤書房へ久しぶりに訪れたことを書き加えました。タイトルから「古書市」がなくなったのは、そういう理由です。
40号
2008年11月11日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・まんが神髄
 人物視点表現の考察(二)
・まんがの実写化映画
 〜アメリカ映画編〜
・「人物視点表現の考察」は39号の続きです。竹内オサム氏が「同一化技法」として分類した三つの型は、どれも人物視点表現に限定されない用法でした。「対象」を描こうとするならば、人物視点表現である必然性はないわけです。対して「主体」を描こうとするときに、その効果を発揮します。人物視点表現は、対象から主体へ、そしてより内面的な表現へと進化して来たともいえます。それはまんがの文脈とも深く関わっています。
・まだまだ「まんがの実写化映画」を引きずっていますが、今回はアメリカ映画編です。主にグラフィック・ノヴェルを原作とした5本の映画を採り上げてみました。
39号
2008年11月10日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラーなし)


☆記事☆
・まんが神髄
 人物視点表現の考察(一)
・「まんが神髄」とは大それたコーナー名をつけましたが、私がまんがの神髄を語るわけでも、探るわけでもありません。まんがについてあれこれと考えるコーナーの名称を統一しておきたかったのです。真の「漫画神髄」はプロの方にお任せします。今回は、人物視点表現について考えてみました。竹内オサム氏が「同一化技法」と呼んでいますが、映画の用語としては必ずしも人物の視点によって撮る方法ではありません。また、主観的表現とか一人称的表現とか言われることもありますが、主観的というと認識主観のように思え、一人称的というとアングルではなくストーリーの語り口を思ってしまいます。で、何の工夫もありませんが、仮に「人物視点表現」と命名しておきました。
38号
2008年10月31日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・別冊付録まんがの世界
 第1回・関谷ひさし初期作品3作
・まんがの実写化映画
 〜2006・07年〜・付表
・1950年代から60年代にかけて月刊まんが誌には別冊まんがが付録としてついていました。カラーの表紙は眺めているだけでノスタルジーを感じますが、わりとしっかりしたハードカバーであったり、巻頭は2色刷りであったり、百ページを越える長編であったり、付録とは思えないものも多くありました。とくに読み切り作品には作者も意欲的に取り組んでいたように思います。今回は、関谷ひさしが初めて描いた別冊付録の『珍傑三勇士』など3作を紹介しました。
・まんがの実写化映画は06年から07年にかけてのデータと、9作品の感想を載せました。
37号
2008年7月2日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・あの頃の同人誌
 〜あの頃=1970年頃〜
・まんがの実写化映画〜承前〜
・私は現在の同人誌のことはまったく知りません。今回書いたのは、私が同人誌活動をしていた頃、俗にいう第3次同人誌ブームの頃のことです。しかし、その時代の同人誌の潮流といったものをまとめたわけでもありません。現在私の手許に残っている同人誌に関する話題を、ごく狭い視野で書いてみました。
・22号に2000年から05年までの実写化映画について書いたとき、次号に5本の映画についてのコメントを載せると予告しながら、そのままになっていました。そろそろ06年以降について書きたいので、やり残しのことを片づけておきました。
36号
2008年7月1日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・2007年・ごろねこ選外国映画ベストテン
・遅くなりましたが、2007年度に公開された外国映画の、私が選んだベストテンです。前回までは「洋画」という語を使っていましたが、「外国映画」と改めます。韓国映画や中国映画を「洋画」と呼ぶのも変なので。といって、それらは1本も選んでいませんけれど(笑)。最近は日本のスタッフやキャストが参加している外国映画も多いので、外国映画と日本映画を区別する必要もないのかも知れませんね。でも、邦画は邦画でいつか別に「ベスト」を書きたいと思っています。基本的には劇場で見た映画から選びますが、DVDで見た映画も考慮しています。07年度は、何と1位にDVDで見た映画を選んでしまいました。
35号
2008年1月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・一人でまんがばかり読んでいた
(07年度作家別・新刊本&購入古本)
・ごろねこ選・女性ヴォーカル曲集(海外編)
・07年度に購入した古本まんがのベストテンを書こうと思っていましたが、できませんでした。この頃の私は、ただ淡々と、読みたい本を見つけては財布と相談しながら買っているだけです。復刻版が続々と刊行される現在、古本よりも新刊の作品のほうが嬉しいことも多くあります。そこで07年度に刊行された新刊と私が購入した古本とを、作家別に項目を立てて振り返ってみました。
・34号に書こうと思っていた「ごろねこ選・音楽集」は、前回に続いて女性ヴォーカル曲の海外編です。
34号
2007年12月25日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・救えるのは宇宙で私だけ!
〜ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』の世界〜
・2007年に見た連続TVドラマの中で、私がはまったのが、黒田硫黄のまんがをドラマ化したこの作品です。DVDまで買ったTVドラマは初めてですから、07年ということではなく、近年になく気に入ったドラマといえるでしょう。このドラマの魅力は何といっても主役ふたりのキャスティングにあります。ロボ役松山ケンイチのブレない演技は見事でしたし、ニコ役大後寿々花は子役から女優への過渡期に役と同化して成長したように思います。残念ながら視聴率は悪かったようなので、紹介したくなりました(笑)。
33号
2007年12月20日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・2007年古書市まんが探索記
・(第16回サンシャインシティ大古本まつり)
・(第57回東西老舗大古書市)
・(リブロ池袋本店・夏の古本まつり)
・(彩の国・古本まつり)
・2007には古書市に12回行って来ました。初めて行った古書市もあり、今年から始まった古書市もありました。レアなまんが本を求めるのなら、古書市より専門店に行けばいいわけですが、古書市には何かありそうだという楽しみがあって好きです。結局何もなくて愚痴をこぼしながら帰って来るのも、楽しみの一つでしょうか(笑)。
その中から四つの古書市のルポを収録しました。いつもひとりで行く私には、サンシャインシティの古書市で、サイト上の知り合いの方々とオフ会をしたのが珍しく新鮮でした。
32号
2007年11月30日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー1頁)


☆記事☆
・まんが図鑑/銃声十色
・私は、まんが史を考える場合に、美術史や文芸史における型式だけではなく、社会的な機能も重要だと思っています。そうした意味では一般に流布される個人の娯楽たる条件を満たした整版印刷の普及が「近代まんが」のルーツになり得ると思っています。そして、まんがは音を手に入れることによって「現代のまんが」への道を歩み始めたのではないでしょうか。音はコマ内に時間をもたらしました。その音、つまり擬音の進化について、「銃声」を手がかりに眺めてみました。
31号
2007年9月15日刊
A5判・コピー印刷・本文24頁(カラー2頁)


☆記事☆
・外国映画ワースト
・(2005年ワースト7)
・(2006年ワースト7)
・はみだしコラム
・私は映画鑑賞が趣味なので、どんな映画も楽しく見ています。ただ、出来が悪いと感じたり、つまらないと思ったりする映画もあります。ワースト映画というのは、出来が悪い映画ですが、最終的には個人の好みの問題です。あくまでも私の嗜好ですが、2005年と2006年に劇場で見た映画の中から、それぞれワースト7を決めてみました。
・まんが話題がないのもさびしいので、無理やりに「はみだしコラム」を作りました。ネット・オークションで古本まんがを買ったことのない私ですが、初めて目録オークションで入札してみました。また、まんが版『宇宙パトロール・ホッパ』が『ホッパー』から『ホッパ』に直っている件です。

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